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最近のレーダー探知機の動向

従来、レーダー探知機はオービスや移動式ネズミ捕り装置から発生する微弱な電波を検知してそれをドライバーに知らせるという基本的な機能のみのものでした。
その後、GPSセンサー搭載型のマッピング型が主流になり、一部の製品はナビゲーションと融合したものもあります。また、最近ではスマホアプリにもオービス情報を知らせるものもありレーダー探知機も複合情報機器的な側面が出てきています。
さらに最近では、車のエンジン制御等に用いられているコンピューター(ECU)のサービスインターフェースから情報を取り出して(OBD2)、本来のレーダー取り締まり器検知器の範疇を越え、様々な情報を表示する車の総合情報端末の様な製品が現れてきています。 ここまでくると、実用性に加えデジタルガジェット的なエンターテイメント機器になりつつある様な気がします。
近年、スピード検知に、レーザー光を用いた、従来の電波を用いたものとは全く異なった計測システムが導入されてきており、今後新規にレーダー探知機を購入するならばその対応モデルをお勧めします。また、レーザーのセンサのみを追加して従来のレーダー探知機をレーザーシステム対応にすることも出来ます。(2021/5)


最近のレーダー探知機


OBD2接続により、表示できる情報の例
(ユピテル  SCR100WF の画面例:メーカーサイトより)


各種センサー(加速度、ジャイロ等々)により、表示できる情報の例
(ユピテル  SCR100WF の画面例:メーカーサイトより)


従来からあるマップマッチングの例
(ユピテル  SCR100WF の画面例:メーカーサイトより)


ここまでの情報は、普通の運転には不要かもと思われるくらい詳細なところもありますが、将来的にはメーカー側で現状のナビの機能に統合されていくような事になるかもしれません。 特に自己診断機能等を充実させれば安全運転のためのアシストになると思われます。